2008年12月3日水曜日

高野山からの回答メール」

山崎一夫 様お問い合わせありがとうございます。「真言」という言葉自体は、お大師さまが述べられたことに端を発します。真言宗というと、一般の方は仏教の一宗派あるいは密教の一宗派というイメージをお持ちです。しかし実のところ、お大師さまは教団として開宗したというより、「真言密教」そのものを弘めることを目的とされ努力されていたわけでありますし、この「真言」の意味は、まさしく「み仏の説法そのもの」を顕しているわけです。その広さ、深さは「一字に千里を含む」と表現されるほどのもので、形や呼び方は違っても、その本質、真理を示す言葉があり、それが「真言」であるとおっしゃっています。故に、音(響き)そのものを伝えているという側面もあります。基本的な真言密教の教義の一端を説明させていただきました。山崎様をこれを見てどのように思われるでしょうか?取り急ぎ、ご回答とさせていただきます。*****************************************高野山真言宗 総務部 総務課  課長補佐 中村光観 〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132電話(0736)56-2011(代) 総務課(0736)56-2099(ダイヤルイン) Fax(0736)56-4640mailto:nakamura_kokan@koyasan.or.jphttp://www.koyasan.or.jp/

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